はじめに
TOEICの勉強を始める時に、目標を600点にする方が多いのではないでしょうか。私が生徒を受け持つようになり、目標を聞くと

とりあえず、600点取ってみたいです
という方が非常に多いです。なので、本記事ではTOEIC600点を取るために、どのように勉強したら良いかを紹介します。因みに、本記事を書いている私の経歴を簡単に紹介します。
自己紹介
・TOEIC985点
・元Google
・日本生まれ日本育ち
・公立の小中高卒業
・長期留学なし(中学時代の2週間の短期留学のみ)
・アメリカンスクール、インターナショナルスクールなし
そして、下記がTOEIC600点を取るためのロードマップです👇
TOEICの傾向を知る
まずは、どんな試験なのか知りましょう。直ぐにTOEIC試験を申し込んでもいいですし、書店に行って公式問題集等を開いて確認しても良いです。



いきなり模試を解かなくても大丈夫です
公式問題集の始めのサンプル問題に、簡単な説明が付いているのでそちらでご確認下さい。
基礎文法を学ぶ
いきなり公式問題集などの模試を解くのではなく、学生時代にならった文法を学び直しましょう。下記がお勧めの文法テキストです。いきなり公式問題集を解きたい気持ちは分かりますが、まずは基本をおさらいしましょう。中学校・高校の文法が分かっていないと、どんなにTOEICの問題集を解いても見に付かないので、まずは基礎から学び直しましょう。




基礎単語を学ぶ
学生時代の単語も覚えているか不安なのであれば、下記がお勧めの単語帳です。学生時代の基礎が積み上がっていかないと、TOEIC用の単語帳や問題集を使っても効果が出ないので、遠回りに見えると思いますが基礎は完璧にしましょう。




TOEICの基礎固めをする
ここまで学習したら、少しずつ段階を踏んでTOEICに慣れていきましょう。下記の2冊は中学・高校英語の内容を復習できたら取り組むべき単語帳と文法問題集です。何周かかっても良いので「銀のフレーズ」を完璧にし、「はじめの400」の内容も完璧にしましょう。




上記の2冊を終えたら、次はこちらの2冊で勉強しましょう。




TOEIC問題に慣れる
「金のフレーズ」や「でる1000問」を完璧にしたら、いきなり公式問題集を解くのもいいですが、段階的に進みたい人は「はじめからの超特急 金のパッケージ」を取り組みましょう。こちらの方が問題が易しく解説も非常に丁寧なので、公式問題集を解いたり本番の試験を受けて難しいと感じた方は、こちらから始めるのが最適です。


公式問題集を解く
上記の「はじめから超特急 金のパッケージ」が終わりましたら、公式問題集に取り組みましょう。公式問題集は何冊も出版されており、番号がふられています。公式問題集①などの番号が小さい問題集の方が易しく、公式問題集⑪など番号が大きくなれば大きくなる程、難しくなります。もし、公式問題集を解くのに自信がなければ、まずは公式問題集①から取り組みましょう。


まずは、本番と同じように時間制限を設けて解いてみましょう。リスニングは45分、リーディングは75分で解いて下さい。この時に、問題集の後ろに付いている解答用マークシートをコピーして、問題を解きましょう。


答え合わせをしたら、点数を計算しましょう。時間に余裕のある人は、何故自分は間違えたのか、自分の傾向も左上にメモすると効果的です。是非、トライしてみて下さい。
さいごに
TOEIC600点を目指すとなると、TOEIC初学者だと思います。最初はTOEICの問題の多さに驚いたり、単語の難しさに苦戦すると思いますが、段階を踏んで基礎を学び、TOEICの問題に慣れていけば自然と到達する点数なので、焦らずに着実に進めて下さい。